デイサービスの介護士が50肩でサイレントマニュピレーション(授動術)をうける その②治療編

デイサービスの介護士が50肩になりサイレントマニュピレーション(授動術)の予約をしてから3週間。

右肩の痛みは増してきて湿布や痛み止めを飲みながら、ついに当日を迎えました。

心中は早く痛みからさよならしたい、、、先生に「明日の仕事は休んで下さい」と言われなければ『やる‼︎』と決めて家を出ました。

9時30分に受付を済ませ

9時45分に診察室に入り先生に右肩の経緯と今の状態を伝え、授動術を受けたい旨も伝えました。

先生は右腕を前から上に上げたり、横から上げたり、わきに右腕をつけて横にひらいたり、腕が後ろにまわせるか可動域を診て、

授動術をうけられる対象者だとおっしゃいました。

私が気になっていた授動術をうけた翌日に介護の仕事が出来るかどうかをたずねると、

「出来ればI〜2ヶ月間はあまり無理しないで欲しいです」と。

「重たい物を持ったり(私の場合は人ですが)しない方がいいので他の人に代わってもらうのがいいですね」と。

1〜2ヶ月⁈

とりあえず明日の午前中は入浴の着脱介助の担当で利用者さんを抱えたり移乗したりするのは絶対あるけれど、、、

1〜2ヶ月の間に重たい人を抱えたり移乗する機会はめっちゃあるけれど、、、

先生の「出来れば」との言葉を絶対しちゃダメではないんだと解釈して、、、

『やる‼︎』を選択しました(笑)

いよいよ授動術の施術が始まります。

まずトイレを済ませて、先にお会計と翌日の予約も済ませて、すぐ施術室に通されベッドへ、トレーナーを脱いでキャミソール姿で寝てスタンバイ。

先生に右肩と右首に麻酔の注射をしてもらい、15分くらい経つと腕が動かなくなってきました。指先は動くけどしびれてる感じ。

私の肩どうなるんやろ?本当に痛くないんかな?とドキドキしてたら、、

先生が「緊張しなくて大丈夫ですよ。私はこの授動術を5000人の方にしてますからね」とおっしゃられ、

えっ、この病院だけで5000人もの人が50肩に悩み授動術を選択し先生に身を託したのかと、仲間いっぱいいるやん‼︎と急に安心感増してきました。

右肩と右腕に麻酔がかかったら先生の授動術が始まります。

先生が肩関節をいろんな方向に動かす度にバリバリ、ミシミシと言う音がして、、、

今まで痛くて右腕をそれ以上動かせなかった可動域を超えて先生が動かすので『それ以上いくの⁈ぎゃーっ⁈』『腕が胸にくっつくー‼︎』『うわぁー、めっちゃ腕上がってくー‼︎』『でも全然痛くなーい‼︎』と心の中でわぁーわぁー騒いでいました‼︎

寝ていただけでしたが心の中で騒いでたので若干疲労して、、、授動術が終了しました。体感ですが15分くらいでしょうか。

先生にお礼を言って、授動術後はベッドでしばらく安静にしています。体感で30分弱くらいでしょうか。

先生が様子を見にまた来られて体調や気分、授動術の感想を聞かれました。

私は体調も気分も大丈夫な事と授動術中にバリバリ音をたてながら腕がめっちゃ動かせる事にびっくりしたと話しました。

先生に今日は絶対に安静にする事と明日また受診して下さいと言われました。

帰り支度をする時に麻酔がかかっていて右腕がだら〜んとしてるのでトレーナーを着る時にひとりでは着られず看護師さんに手伝っていただきました。

次に右腕を布で固定していただいて(骨折した人みたい)、だいたい3時間後くらいに麻酔が切れてくると痛みが出るので痛み止めの飲み薬をいただきました。

看護師さんが痛みが出てからではなく痛みが出る前に飲んだ方がいいので家に帰ったら飲んで下さいとアドバイスをいただき、薬をショルダーバックに入れていただき、カバンも肩にかけて下さいました。(感謝です‼︎)

お会計はもう済んでるのでこのまま家に帰りました。右腕が固定されてるのでバランスがとりずらくゆっくり歩きました。

11時半頃病院の最寄り駅に到着。電車で来たのでICカードを取り出しやすい様に病院でカバンのチャックを開けっぱなしにしていただいてて良かったなと思いました。

12時頃無事家に到着しました〜‼︎(ホッ、、、)

家に着いて困った事はトイレでズボンと下着の上げ下ろしが難しい事。

ペットボトルのフタを開けるのに太ももにはさんで左手で開けるのに苦労した事。

前日に買っておいたおにぎりを左手で食べるのにぎこちなかった事。

病院で服を着る時から利用者さんの大変さが実際に体験しないとわからないなと思いました。(一日だけの体験ですが。)

昼食を食べて痛み止めの薬を飲み、座ってると腕の重みでしんどいのと気疲れで寝っ転がる事にしたのですが右腕を動かさない様に言われたのでバスタオルを右腕の下に敷いて休みました。

16時頃、寝っ転がってテレビを見てると右腕を少し動かすと痛くなってきたのでまた痛み止めの薬を飲みました。

19時半頃、晩ごはんの支度が出来ないと思ったので事前に息子に家族分のお弁当をたのみ美味しくいただきました。この頃には右腕の痛みがましになってきて、固定してた布を外し右手でお弁当を食べる事ができました。(うれしい‼︎)

21時半頃、お風呂に入って洗髪や洗体も右腕を気にしつつも何事もなく入れました。

寝る前には右腕の痛みはかなりマシにはなっていたので、「明日は仕事に行けそう‼︎」と思える様になっていました。

が、念の為痛み止めの薬を飲んで寝ました。

翌朝、右腕の動きと痛みと可動域を恐る恐る確認してみると「行ける!大丈夫や‼︎」と確信して仕事の準備をして、念の為痛み止めを飲んで出勤しました。

仕事内容は午前中は入浴の着脱介助、午後からはレクリエーション(無理せずクイズにしました)でしたが、いつも以上にボディメカニクスを意識して移乗したり、昼食後も念の為痛み止めの薬を飲んだら痛みも気にならず無事に仕事を終える事が出来ました〜‼︎良かった、、、。

仕事後はペインクリニックへ授動術翌日の診察に行きました。

先生に右腕を前から上に上げたり、横から上に上げたり、右腕を後ろに回したり、腕を脇に付けて横に開いたりして動きを確認していただきましたら、腕を横に開く以外は前より可動域が広がっていて私は感動しました‼︎

先生も「いいですね」とおっしゃったので安心しました。

でも今日仕事に行った事を話したら「本当は1〜2ヶ月は無理しないでいただきたいので移乗とかは他の方に代わっていただくのがいいと思いますよ。」と言われました。

ん〜、でも私は代わってもらわないと思う。

先生は心配して言って下さってるのにごめんなさい‼︎

動きを確認した後、リハビリの病院を紹介していただき1週間以内に診察とリハビリをして下さいと言われ、あと肩と腕の動きを改善する注射をして帰りました。(また1週間後に受診します。)

授動術の翌日の感想は無事に仕事が出来て良かったし、何より可動域が広がってるって事に感動して授動術うけて良かったと思ってます。

以上が授動術を受けた日と翌日の様子を書いてみました。

次回はリハビリの様子と日常の様子を書きたいと思います。

最後までお読み下さりありがとうございました‼︎(^。^)♪

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